映画『マザーハウス 恐怖の使者』を観た感想

 

ジャンル的にはオカルトホラーなこちらの作品。

ホラー系の映画はあまり得意ではないので、「あまりにも怖かったら途中で観るのをやめよう」という軽い気持ちで観てみました。
 

※結末以外のネタバレを含む内容となってます。

●あらすじ●
ドゥルセは夫(ホセ)と2人の息子(長男レオポルド、次男ロドリゴ)と共に古い屋敷で暮らしていた。
1981年11月のある日、不幸な事故でロドリゴが亡くなり、さらにロドリゴの葬儀が執り行なわれた11月11日深夜11時過ぎ、自宅でホセが殺され、レオポルドは忽然と姿を消してしまう。
夫と息子を殺害したとして終身刑を言い渡されるドゥルセだったが、30年後、自宅で余生を過ごすことを許される。一体、30年前のあの日、何が起きたのか・・・?

何の前情報もなしに観たので、言語がスペイン語?だったことにまずびっくり。
舞台はベネズエラらしいです。
 

前半は結構ドキドキしながら観てました。

ドゥルセが暗闇で目を覚ますと、頬に傷、手にはガラス片が・・・。そして辺りには割れた鏡が散乱。
何がなんだか分からないまま薄暗い家の中をウロウロ。
(観ているこちらは、突然ナニカが起こりそうな予感にかなりビクビク。)

夫の死体発見⇒死んでると思ってたら急に襲ってくる夫!その直後、死亡。
(ぎゃ~!!こういうのホントやめて~~!!(涙目))

息子発見⇒「こっちにおいで」と招き寄せようとしたら、ばびゅんと何かに引っ張られるように扉の向こうに消えた!!扉を開けても息子はいない・・・。
(え?え?どこ行ったん??)

てな感じで、薄暗い家の中で、何が起きてるのか全く分からないって状況がとにかく怖かった!

お国柄なのか時代的なものなのか、明かりが電気じゃなくてランプだから、とにかく暗い!
それが怖さに拍車をかけていました。

で、ドゥルセが犯人として逮捕され終身刑⇒30年後、自宅に戻される。
(いやいやいや!あんな怖い思いをした自宅に戻りたくないでしょ!)

※ベネズエラでは終身刑の女性が老齢になると、警官の監視の元、自宅で余生を過ごすことが許されるらしいです。

戻ったら案の定、怪現象。誰かの気配がする・・・。
(ほら、言わんこっちゃない!)

私だったら「もうずっと牢屋の中でいいです」って言ったと思う。本当に怖い。

ここら辺から、「現在」と「回想」で時系列が頻繁に入れ替わりながら物語が進行。

「事件が起こる数日前」
ドゥルセが一人寝室にいると、ドアをドンドン&ドアノブをガタガタ!!
夫のホセかと思いきや、窓から外を覗くとどこかに出かける夫の姿が・・・!なのにドアノブガタガタ!!
しかもカギがかかっていたはずなのに何故かドアが開いて(ドアチェーンをしてたからちょっと開いただけ)隙間から手が伸びてきた~~!!
(ひえぇぇぇ~~!!)

「現在」
ナイフを持った老人が家の中をウロウロ。
(誰なの~??!!)

と、中盤もヒヤヒヤドキドキな場面がいくつも。
ですが、この中盤に展開される数々のエピソードがすべて意味を持っているのです。

そして、後半。

2011年11月11日11時11分11秒。

ここからは3つの時間軸(1981年の「事件が起こる数日前」1981年の「事件当日(11月11日)」2011年の「現在」)が絡み合うように進行していく怒涛の展開。

3つの時間軸が交錯するなか、張り巡らされていた数々の伏線を見事に回収しつつ、あの日に何が起きていたのかが解明されていきます。たくさん謎があったはずなのに、それが見事にすっきり!

もう怖さなんてものは少しも感じません。
ただひたすら「そういうことか~」と感心するばかり!

●感想●
すべての謎が明かされていく後半の展開と、“愛” と “友情” と “救い” が感じられるエンディングが素晴らしかった!消化不良な部分もなく、観終わった後は、ただただ感心するばかり。
オカルトホラーってことで食わず嫌いしなくて良かった!
まずは結末を知らない状態で観て、その後もう一度観なおしたくなる作品です。

 

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