フランス映画『キラー・セッション』を観た感想

 

先日、夫とレンタルショップに行き、それぞれ観たいと思った映画を1本ずつ借りようということになった。

その時、夫が選んできたのが、こちらの『キラー・セッション』
 

暗殺者vs暗殺者

この文言に惹かれたらしい。『ジョン・ウィック』的な映画なんじゃないか~って。

「ジャケ買い」ではなく「ジャケ借り」ってやつですね!
 

で、いざ観ようとしてビックリ!!

音声・字幕を設定する時に、初めてこれがフランス映画だと知りました💧
 

私の中のフランス映画の印象。

それは、、、眠くなる。

観始めると、案の定、薄暗い画面の中、淡々と物語が進みます。
 
 

●あらすじ●
フランスのとある田舎町で取引を行おうとしていた麻薬組織。
そこに居合わせた男(←暗殺者その1)が、よりにもよってその麻薬組織の人間を殺してしまう。
激怒した組織は犯人を抹殺しようと、暗殺者(←暗殺者その2)を送り込む。
目撃者や関係者を次々に殺害しながら暗殺者その1に迫る暗殺者その2。そして最後は村人や警察を巻き込んでの銃撃戦に・・・

 

この映画をなんの前情報もなしに観ると混乱するので、先に言っておきます。

暗殺者その1(トメル・シスレー)は凄腕の殺し屋で、組織を抜け警察からも逃れ、新たな人生を始めるつもりだったが、逃走中に負傷。

って事情があって、やむなく民家に押し入り住民を人質に身を隠すことになります。

だけど結局、いったい誰なのか(名前含め)なぜここに来たのかなどは、本編で一切説明されないまま始まって終わるっていう斬新な作りです。
 

それともう一つ!こちら、15禁のバイオレンス映画です。

暗殺者その2(テレンス・イン)が冷酷非道に嬲って殺す。容赦なし。

そうと知らずに観てたので、バイオレンス&グロテスクなシーンがあり驚きました。(思わず目を背けてしまう場面も💦💦)ご注意を!!
 

でもこのテレンス・インがカッコよすぎた!!

「暗殺者とはこうあるべき!」な冷酷非道さ。

時折みせる薄っすらとした笑みがまたさらに怖さを引き立ててます!

やってることは非道そのものなんだけど、その一貫した姿勢がとにかくカッコいい!!

押し入った先の住民に心をざわつかせていた暗殺者その1(トメル・シスレー)との対比が、より一層テレンス・インの魅力を際立たせていました!!
 

●感想●
いつか大波がくる、いつか大波がくる。こう思ってると映画は終わっています。
小波がきたのを感じたくらい。さすがフランス映画。(←あくまでイメージです。)
ですが、暗殺者その2が徐々に迫ってくる緊張感からか最後まで集中して観れました。

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