その名はガシャモク
先日とある施設で見かけた水槽。
淡水魚やエビ、水草などが飼育、育成されていた。
その中で特に目を引かれたのがふわ~っと広がった水草の大群。
葉が透き通っているのかキレイな葉脈がはっきりと見える。
横のプレートに水槽内の生物についての説明書きがあった。
その水草は「ガシャモク」と言うらしい。
帰宅後、うちの水槽にも植えたいな~っと探していたらアラびっくり!!
ガシャモクは日本に育成する水草で、多年生の沈水植物です。
日本では利根川水系、琵琶湖の内湖、九州で稀に生育していましたが、全国的に分布の少ない絶滅危惧種で、現在はほとんどの地域で絶滅しています。引用元: 超水草図鑑 ガシャモク
めっちゃ希少種だった!!!
一応流通しているのかチェック。
似たようなのは見つかった(↓)
ガシャモクと同じヒルムシロ科。
商品情報には「ガシャモクの巨大版です。」と書いてある。
ガシャモクと同じヒルムシロ科 ヒルムシロ属。
商品情報には「インバモ、ガシャモクと並ぶ日本に自生するポタモゲトンの代表種。」と書いてある。
ガシャモクと同じヒルムシロ科 ヒルムシロ属。
商品情報には「ガシャモクとササバモの自然交配種です。」と書いてある。
・・・( ´•౪•`)??
遠い昔の生物の授業を思い出してみるけど、〇〇科とか〇〇属とか言われてもよく分からん๑๑๑
要はガシャモクの親戚はいても、ガシャモク本人(人ではないけど)はいないってことかな??
まぁ親戚でもいいか~と、諦めていたら・・・
夫がガシャモクを育成している人とコンタクトをとって、譲ってもらえることになった~\\\ꐕ ꐕ ꐕ////
水中でない&折り重なってるから分かりづらいけどキレイな葉脈♡
越冬と栄養繁殖の器官として用いられる殖芽付き。
ガシャモクの育成方法@師匠
水槽に植える予定だったガシャモク。
でもバリスネリア・スピラリスが大量繁殖してるうちの水槽に入れたら・・・
:;((ノ)゚Д゚(ヽ));: ゾゾゾッ…
たちまち浸食されてしまうんじゃなかろーか💧💧
万が一衰退したり枯れたりした場合、簡単にもう一度~とやり直せるものじゃない💦💦
というわけで!
// ででんっ!! \\
ガシャモク用に新たに水槽を購入して、ガシャモク単体で育てることにしました~(*´ᗜ`ノノ*✭パチパチパチ
これで上手く増やして後々はお魚水槽の方にも移植していけたらいいな~っと。
とはいえ、なんせ希少種。
育成方法や管理の仕方などの情報が少ない💦💦
なので今回ガシャモクを譲っていただいた方(と毎回書くのは長いので、以下「師匠」)に、どのような環境でどういった育て方をしているのか聞いてみた。
違った環境の水槽をいくつか作っていて、赤玉+砂利、黒土+砂利、砂利のみなどがあるとのこと。
土だけだと水中に撒きあがっちゃうから砂利で上から押さえてる感じらしい。
水槽を屋外に設置しているので太陽光。(ライトは未使用)
コケの発生がぱないの。←
扇風機やヒーターを使っての水温調整はしていない。
でも大きい水槽かつ風通しの良い場所に置いてあるせいか夏でも28℃を超えることはなく、冬は10℃以下になり枯れて休眠期?となる自然に近い状態を保っていると言う。
ガシャモクだけの水槽、エビを投入した水槽、魚も投入した水槽・・・と、いくつかのパターンあり。
(スネイルも発生している)
フィルターやエアレーションは使っておらず、4~5日に1回、半分ほどの水を換えている。
・・・んんっ?そんなに神経質に温室育ちにしなくても大丈夫な感じ??
師匠も色々と試しているけど、これっていう正解は未だ分からないとのことだった。
なのでうちの環境でどのようになるのか、逆に教えて欲しいと言われた。
よーし!がんばるぞー!!٩( ‘ω’ )و